おもちゃが繋ぐ人と人

おもちゃ図書館のおもちゃは、ただ遊ぶだけではなく
そこに集う「人と人をつなぐ」大切なコミュニケーションツールです。
 
「おもちゃで夢中になって遊んでほしい」
「豊かな遊びの世界を広げてほしい」
おもちゃにはそんな願いが込められています。
私たち、おもちゃの遊び手は思う存分おもちゃで遊びましょう。

おもちゃ図書館ならではの視点も加えて
おもちゃ選びのポイントなどまとめてみました。

 
 おもちゃの選び方
  選び方のポイント

    月齢、年齢に合わせていろいろなおもちゃを用意しましょう。
    子どもが無理なく扱えるおもちゃを選びましょう。
良い音 やさしい音、きれいな音、音程がしっかりしているなど
きれいな色・配色 明るくわかりやすい色、木目の美しさなど
動きが楽しい 小さな子どもにもわかりやすい動き
楽しい動き 原因と結果がはっきりしている
適当な重さ、感触 重さ(手ごたえのあるもの)は持った時に手の感覚を刺激します
大きさ、形、感触が良い 子どもの手で扱える大きさ。手にやさしい形、さまざまな感触を楽しむ
意外性・しかけ・からくり おや?あれ?と不思議な動き、アクションの隠されているもの
仕掛けやからくりの面白さ
操作がしやすい 年齢に合った操作性
シンプルな操作から複雑なものへ
安全性 年齢に合った大きさや形、電池や小さな部品への注意
安全基準(STマーク、CEマーク)に配慮
壊れにくい 材質、構造、強度、性能など。また壊れても直しやすいもの


    「選定されたおもちゃ」を参考にする  
  
グッド・トイ
 
(新)    (旧)
・おもちゃコンサルタント(認定NPO法人芸術と遊び創造協会認定資格)
が選ぶ「よいおもちゃ」が毎年選定されています。
・選定方針として「健全なおもちゃ」「ロングセラーおもちゃ」
「遊びとコミュニケーションを尊重するおもちゃ」をポイントとしています。
日本おもちゃ大賞
・良質で楽しいおもちゃを多く生み出し、広く普及するために2008年に
創設されました。 
・ボーイズ・トイ、ガールズ・トイ、エデュケーショナル・トイ部門など
いろいろな部門があり、共遊玩具部門も設定されています。
グッドデザイン賞
・グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、
サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。
・かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために
築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。

 
  開設のための基本のおもちゃ

    おもちゃ図書館開設にあたって、以下のようなおもちゃがバランスよく揃っていることが望ましいですが
     対象者の年齢や障害の有無、会場の広さや保管場所の都合など、様々な条件がありますので、
     各おもちゃ図書館によって揃えるおもちゃを考えましょう
内容 おもちゃの種類 おもちゃ
積み木・ブロック類 積み木
ブロック
木の積み木:基尺(積み木のサイズ)のしっかりしたもの
ソフトブロック
ごっこ遊びのおもちゃ ままごとセット
人形の家や家具
お店屋さんセット
変身グッズ衣装
車 
電車
キッチン   食材おもちゃ
ドールハウス  
レールセット   
木製レールセット     
ミニカー 電車
パトカーや消防自動車など働く車
工具セットのおもちゃ
ぬいぐるみ・人形類 ぬいぐるみ
一般の人形
パペット
赤ちゃんの人形
動物のおもちゃ(しゃべる、鳴く、歩くなど)
指人形
テーブルゲーム
ボードゲーム
野球盤
オセロ 
将棋
ボードゲーム
野球盤 
サッカーゲーム
ホッケーゲーム
音を鳴らしたり
聞いたりして遊ぶ
鍵盤楽器
タンバリン すず
たいこ ドラム
オルゴール
デジタルキーボード  ピアノ    
ペンタトニック(5音でできた音階)
木のたいこ
身体を大きく動かして
遊ぶもの
乗用玩具
パンチング
ボウリング
トランポリン
押しぐるま
ボールテント
ボウリング
子ども用トランポリン
乳幼児が五感を働かせて
遊ぶもの
がらがら(ラトル) 
にぎにぎ
プレイボード
起き上がり
押したり引いたり
押したり引いたり ボール
モビール  ツリーメリー
いたずらボックス
その他 ボール(玉)落とし
描いて遊ぶ
トンカチ遊び
パズル
型はめ
クーゲルバーン
お絵かきボード
トンカチおもちゃ
幼児用パズル 絵合わせ
立体パズル
     ※具体的なおもちゃ名について更に詳しく知りたい方は全国連絡会にご相談ください。

 障害のある子とおもちゃ

  「障害児のために特別なおもちゃが必要でしょうか?」という質問を受けますが、決して特別なおもちゃは
  必要ではありません。子どもにとって良いおもちゃであれば、障害のある子にとっても良いおもちゃなのです。
  ただし、細かい指の動きなどが難しい子の場合であれば、パズルのつまみを大きくしたり、電動のおもちゃには
  特別なスイッチを使用するなど、工夫する必要があるでしょう。

  共遊玩具
    障害のある子も楽しく遊ぶことができる「みんなのためのおもちゃ」

目または耳の不自由な子どもたちにも楽しく遊べるおもちゃ、あるいは目や耳の不自由なお父さん、お母さんにも扱いやすいおもちゃで、一般市場むけに作られ販売されているおもちゃを「共遊玩具」といいます。

目の不自由な子、耳の不自由な子も楽しめるための配慮点に関するガイドラインを作成し、それぞれに基づいた共遊玩具には「盲導犬マーク」「うさぎマーク」が表示されています。 

共遊玩具のカタログは 一般社団法人日本玩具協会が発行しています。
活動の詳細は日本玩具協会のHPをご覧ください。
盲導犬マーク
目の不自由なお友だちとも、いっしょに楽しめる。
  うさぎマーク
耳の不自由なお友だちとも、いっしょに楽しめる。
 

  障害のある子との遊び方の工夫

   発達段階に合わないものは子どもは興味を示しません。特に障害のある子どもの場合、おもちゃへの関心や
   興味を持つ力が弱かったり、ゆっくりだったりするのでそれぞれの発達段階に合わせて楽しく遊べるおもちゃを
   選ぶ必要があります。また手先が器用でないため、おもちゃをうまく操作できないので、様々な工夫が必要に
   なります。

 例えば・・・
    電動おもちゃで遊ぶためのスイッチの工夫(接触スイッチ等)
    パズルや型はめの小さなつまみにゴルフのティーなどを利用してつまみやすくする
    ボードゲームなど、知的発達段階に合わせてルールをわかりやすく変えたり、ハンデをつける
    手足の不自由な子が吸盤スティックを使うとカルタ取りができる、などの工夫
    自分で操作できる範囲の動きのおもちゃを用意する

  障害のある子との関わり方の工夫

    子どもと同じ目の高さになる  
     ・子どもと同じ気持ちを共有して、楽しさを一緒に味わいましょう
    やって見せてあげる      
     ・おもちゃが視界に入るように置いてあげる、動きを見せてあげるなど、興味を持てるように工夫しましょう
    待つ心と手助けするタイミング 
     ・子どもが遊びたい気持ちになったらうまく声をかけてあげる。
     ・手助けを必要としている様子の時には、タイミングよくかかわる。
     ・手助けのタイミングが早すぎると遊びを強制することになるので注意が必要です。待つという「間」が
      重要になります。「自分の力でできた」という達成感や充実感を味わえるような援助が大切です。
    共感する            
     ・うまく遊べたときや思うように遊べて満足した時には心から共感し、声をかけてあげることが大切   
      です。子どもの発達状況に合わせて、子どもが喜ぶ方法でほめてあげましょう。
    子どもが安心して遊べる環境づくり 
     ・時には気持ちがのらない日もあります。周りの様子や天気、気温、ざわついた雰囲気など様々な
      要因が考えられます。ざわついた環境になじめない場合など、お子さんに合った空間づくりも必要で
      しょう。また、感覚過敏への配慮 風船、輪ゴム、ゴム手袋等のラテックスアレルギー等への配慮が
      必要になる場合があります。

  スイッチの紹介

    重い障害のあるお子さんの力を生かすスイッチや機器を紹介します。
    スイッチをおもちゃに接続し、お子さん自身の力で操作することができるようになり、楽しみが広がります。

    自作スイッチの例 (おもちゃ図書館おおきなきより)
・アンパンマンのクレーンゲームに自作スイッチをつなげています。
・おもちゃ本体のスイッチを、力が足りなくて押せない場合等に使用し、
 本体にジャックをつけ、ゲームスイッチをタッパーウエア等のケースに
 埋め込んだものをつないで遊んでいます。
・棒スイッチは、(全方向スイッチとも呼んでいますが)どの方向から押しても
 スイッチをONにすることができます。
・どっちもクリップで、お子さんの一番押しやすいところにセットします。
 (作り方等は、以下のページを参考にしてください。)
   ⇒ おおきなき交流広場  ~ 言の葉(ことのは) ~

    スイッチの購入や製作ついて
     スイッチは自作のほか、多種多様なスイッチがあり、お子さんに合ったものを購入することもできます。
     スイッチ単独でおもちゃに接続することができませんので、おもちゃ本体に外部スイッチ端子を取り付ける
     改良作業が必要となります。
     
      ・国分寺おもちゃ病院では、外部端子の取り付けや自作スイッチの販売など行っています。
      ・また、お近くのおもちゃ病院、おもちゃドクターの方にも相談してみましょう。
         ⇒ 国分寺おもちゃ病院
         ⇒ 日本おもちゃ病院協会

 布おもちゃ  ~柔らかな感触。誰の手にも優しく、個性豊かなおもちゃ図書館の布おもちゃ~

  布おもちゃの特徴
    肌着や布おむつに始まって、“布”は子どもたちに一番身近な素材です。そのあたたかさや、やわらかさは、
     こどもに安心感を与えこころを開くでしょう。
    柔らかな感触で誰の手にも優しいおもちゃです。
    破れれば縫い直すことができ、汚れれば洗濯もできます。
    対象となるお子さんの興味や好みに合わせて仕上げることができます。
     素材は綿・麻のほか、羊毛、不織布、パイルなど扱いやすい素材が多く、手作りの楽しさも広がります。
    ボタン、スナップ、面ファスナー、ひも、マジックテープなどをつけて遊びながら、はめる・つける・はずす
     ・ひっぱるなどの操作が楽しくできます。手指の感覚の発達を自然に促し、身辺自立を助ける手立て
     となります。
    布おもちゃで遊ぶ中では、子どもたちは自由に発想することができ、想像力が広がっていきます。
    五感を刺激し、感性を豊かに育てます。

  布えほん・布のおもちゃ
    子どもは柔らかい素材が大好きで、優しい肌ざわりの布おもちゃは子どもたちに人気です。
     またなんでも口に入れてしまう乳幼児期は、布は安全で、洗うこともできる安心な素材です。
     手作りした人の願いや思いが伝わってくるような温かさがあります。
    豊かな色彩の布えほんは、見たり触れたりすることで「五感を使って楽しむ」ことができます。
     物語を読むというよりも、自分で触れたり動かしたりしながら、自由に発想を広げ、遊びながら想像して
     楽しむことができます。月齢、年齢によって布の素材や色、しかけ、また大きさなどさまざまですが、
     子どもが興味を持つきっかけとなるような工夫が必要です。
     視力障害児のために始まった布絵本は、対象が広がり様々なものが作られるようになり、日本の手作り絵本は
     世界でも高い評価を得ています。

*おもちゃ図書館の手作り布おもちゃの紹介
布えほん
はたらくくるま
むけるくだもの ピクニック 大型おもちゃ
きしゃポッポハウス
【よこはま布えほんぐるーぷ作】 【新居浜市おもちゃ図書館きしゃポッポ作】
              

  「日本のおもちゃ図書館」における布えほん・布おもちゃの役割り
    日本のおもちゃ図書館は、「布の手作りおもちゃ」「布えほん」を製作しているボランティアグループが
     多いことも大きな特徴のひとつです。
     障害のあるお子さんでも楽しく遊べるようにという工夫から始まった手作りおもちゃも、現在は対象が広がり、
     多くのお子さんが楽しんでいます。手作りする側も、実際にお子さんの遊ぶ様子を見ながら、改良や工夫を
     重ねることができます。
    手作りおもちゃは作り手の子どもに対する思いをおもちゃに込めることができます。おもちゃを通じて、
     コミュニケーションのきっかけを作り、子どもとの関わりが増え、理解が進みます。
    手作りおもちゃは、おもちゃ図書館の雰囲気を温かく柔らかくし、ほっとして過ごすことができる空間作り
     の役割を担っています。


 木のおもちゃ ~世界でも日本でも。古今東西、多くの人に親しまれている木のおもちゃ~

  木のおもちゃの特徴
    自然素材の手触り、におい、適度な重さ、音の心地よさ。また優しさやぬくもりを感じることができます。
    プラスチック製に比べて、壊れにくく、また壊れても直しやすくて、長持ちします。
    なんでも口に入れて舐めてしまう乳幼児期の子どもにとっても、自然素材は安全で安心です。
    シンプルな形や色のものが多く、遊ぶ中で自由に見立てて遊ぶことができ、子どもの発想力や想像力が
     広がります。
    手入れをし、きちんと保管すると世代を超え、長年にわたって使うことができます。
    日本は世界有数の森林国であり、上質な木材が入手しやすく、日本の木のおもちゃもたくさん作られています。
    ヨーロッパでは良質のブナ材が多く使われたロングセラーの木のおもちゃが多く、世界中で親しまれています。
    自然素材であることを生かし、無塗料か天然オイル(アーモンドナッツオイル等)、バターミルクオイルなど
     自然塗料も使われてきています。

  おすすめ木のおもちゃ
乳幼児のおもちゃ 0才児の手で扱える大きさ、重さなど素材だけではなく全般を見ましょう。
おしゃぶり、歯固め、カタカタ、ガラガラ(ラトル)など。
積み木 小さいうちは積み上げたり並べたりして遊びます。年齢があがると車や
ままごとなどに見立てて遊び、ごっこ遊びへとつながります。
素材や大きさにによって、様々な遊びが広がります。
(大きさ(基尺)がしっかりとできているもの、4センチだと
 他のサイズのものとも相性が良い。)
ままごと 食材のおもちゃは、包丁で真ん中から切れるものが多く、マジックテープの
ざっくりと割れる感触が楽しめます。(マグネットのものもある)
キッチンは、大きさやデザインなど豊富でインテリアとして楽しめるものも
ありますが、お子さんの使いやすいものを選びましょう。
    単純でシンプルなデザインのものが多いので、ファーストトイにもぴったりです。
    電車・レール プラスチック製のレールに比べて扱いやすい、壊れにくいなどの良さがあります。
電車も小さめで小さなお子さんも扱えます。電動と比べて一番の大きな違いは、
「自分の手で電車を動かす」楽しみがあります。
    クーゲルバーン・
カースロープ
木のスロープを車や玉がコロコロと落ちていく様子を目で追って楽しみます。
音も楽しく、多くの子どもたちが繰り返して遊びます。(ボール(玉)などの
誤飲を防ぐためには、乳幼児の場合直径
    楽器 自然素材の楽器は音が優しく、また素材によって音色が変わります。
また5音で構成されるペンタトニックの音色は豊な感性を育みます。
    型はめ・立体パズル 丸、三角、四角などの単純な形の型はめだけでなく、動物や乗り物、人物、花など
絵柄の入ったパズルなど、成長に合わせて様々な種類があります。

  日本のおもちゃ図書館における手作り木のおもちゃ

    作り手の思いのこもった「手作り木のおもちゃ」を製作しているおもちゃ図書館もあります。
    地域の木材、日本の豊かな木材を活かしておもちゃを作ることができます。
    子どもの興味や成長に合わせ、工夫しておもちゃを作ることができます。
    日本のおもちゃ作家の多くは、北海道から沖縄までその土地の材木でいろいろな木製玩具を作っています。
     はめ絵、組み木など、同じように製作しても良いといわれているものは、子どもたちと作ることもあります。
    手入れをし、きちんと保管すると世代を超え、長年にわたって使うことができます。

 手作り工作おもちゃ

  手作りおもちゃは「世界でひとつだけのオリジナル」で、愛着につながります。
  身の回りの日用品を利用して手軽に作ることができます。
  大人も子どももわくわく、楽しい気持ちになります。

  リサイクル工作おもちゃの紹介

     紙は加工がしやすく、色も塗りやすいく、手作り工作にむいています。
     他にも、ペットボトルや布、タオル、日用雑貨など、あらゆるものが材料が考えられます。

・牛乳パック ・トイレットペーパーの芯 ・紙コップ
・段ボール ・新聞紙  ・和紙 ・紙皿  ・いろいろな空き箱
・ペットボトル ・100均素材 など

ストロー人形
「いないいないばあ」
アイスのバー
パタパタ蝶々
牛乳パック
パクパク人形
【材料】
 色画用紙、カラーシール、セロテープ、
 ストロー(太さの異なるもの2本)

【特徴】
可愛い動物たちの手足が動くので赤ちゃんに人気です。
いないいないばあの他手足が動くタイプもできます
【材料】
 色画用紙、カラーシール、アイスの棒、
 金モール、スポンジ、両面テープ

【特徴】
棒を上から押すと蝶の羽がパタパタと動きます。
棒と羽の位置を数ミリ開けて貼ることがポイントです。
【材料】
 牛乳パック、色紙、油性ペン、色画用紙

【特徴】
牛乳パックの底を6センチほど残して、切り内側を外に開きます。
油性ペンで顔や衣服を塗ります。耳や手、足を貼り付けても愉快です。
 
ペットボトル
絶叫マシン
タオル生地
ベビー人形
【材料】
 ペットボトル、紙コップ、モール、
 丸いシール

【特徴】
乳酸飲料等の小さなペットボトルの底を切りビニールテープで切り口を巻きます。
飲み口を紙コップに入れ、大声を出すと、紙コップの青虫が振動で回転します。
【材料】
 タオル、輪ゴム、飾りのリボンなど

【特徴】
糸と針を使わなくても、輪ゴムでしばるだけでできます。目玉は丸いボタンを付けます。
ゴムを付けると上下に動く人形になります。


   
おもちゃが大好き! おもちゃ図書館が大好き! おもちゃや遊びに関するコラムをお届けします。


髙村 豊  : 名古屋 中村おもちゃ図書館
        おもちゃの図書館全国連絡会副理事長


         子どもとのかかわり、遊び方
   
  子どもたちは、まねすることから遊びが広がります。ままごとは、家庭でのお母さんの動き、お父さんの動きを見ている子どもがまねっこ遊びをするところから楽しく展開されます。そこには、心の安定が生まれています。長い間よく遊ばれてきたおもちゃには、子ども自身に働きかける力が存在するといえます。そんなおもちゃは、遊んでみるとやっぱり面白いんです。
 子どもたちの発達は、遊び始めることにより促進され、おもちゃが独創的な想像力の重要な要素になります。遊びながら、感覚力を身につけ磨き上げていきます。発達年齢や生活年齢が考えられたおもちゃで遊ぶことで、器用さを身につけ、自分の周りのことを把握することを学びます。
 見立て遊びができるやわらかな感性を大切にし、2次元的な平面での形の理解ができると、3次元的な立体的な想像力を育みたいものです。無意識のうちに右脳を使い、想像力が育つのです。シンプルな中にも、遊び方が工夫できる余地のある、繰り返して遊べる、生活の中に潤いが出る、わくわくする遊び体験を、小さなときから保障したいものです。最初に与えてやるおもちゃがお父さんやお母さんの手作りなら素敵ですね。私は、人を傷つける武器のおもちゃで遊ばせることを避けてきました。おもちゃ遊びを通して、どんな人とも仲良くできる子に育ってほしいと願っています。



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